職場に元気な営業の女の子がやってきた。
「あ、こんにちは〜良かったらこれ試してみてください〜!」
「あ、はじめまして〜!私○○と申します〜お名前お伺いしてもいいですか?」
「よろしくおねがいしまーす!」
職場に営業の女の子が来ると少し楽しくなる。
いつもと違う女の子を見るだけで、仕事が楽しくなる。
おにぎりです
ナンパを始めたきっかけは。
前の職場で出会った先輩。
その後MKと出会い、さまざまなリスク管理を教わった。
【クラスタの身バレ、周囲からの嫉妬、女の子からのトラブル】
それらを防ぐための1つの手段としておにぎりが決めていたこと。
職場関係の人間には絶対に手を出さない
ナンパをし続けた2年間。
職場の人間に手を出さないためにも、
それなりに遊んでいることや彼女がいること等、常にタネを蒔いてきた。
自分をそういうポジションに置くことで、女の子が変に寄り付かなくなり職場の人間関係を円滑に進めることができていた。
それでも、今年に入りナンパを少し控え、日常に目を向けて、ナンパで培った立ち振る舞いを出していった瞬間。
今まで見てきた世界が大きく変わって見えた。
いつも避けていた営業の女の子が絶対に即れると感じたり、プライベートでも先輩に一緒に帰ろうと誘われるようになったり。
1番避け続けていたおにぎりのリアルでの出会いが広がろうとしていた。
自分の誓いを破る時に何かを得る
営業「はじめまして〜、新しくこちらの地域を担当する○○です!お名前お伺いしてもいいですか〜?」
おに「あ、こんにちは。おにぎりっていいます。」
営業「おにぎりさんですね、よろしくお願いします!」
おに「ありがとうございます〜大変だけど頑張ってくださいね。」
新人さん。
フレッシュではあるがやる気よりも何か別のものが見え隠れしているように感じた。
昔の自分と似ている、目立たないように息抜きしながら自分のやる事だけを淡々とこなして負担を減らす。
決して目立とうとしない、そんな裏側を感じた。
だいたい来た時は、少し立ち話をして。たまに絶対通らない冗談の打診をして反応を見る
おに「てかチャラい人好きそうですよね笑」
営業「やめてください〜私チャラくないですよ、おにぎりさん絶対チャラいですよね笑 明らかに他の人と違いますもん笑」
おに「それは俺のおばあちゃんに失礼だよ笑 こんな陰キャのどこがチャラいんだか笑」
営業「いやもうそういう所ですよ〜!パリピですパリピ!」
おに「パリピでは無いけど、仕事真面目にしたらその分遊びたくなる時もあるじゃん?それくらいだよ。」
ジャブにしてはだいぶ深く踏み込めたが、この子は即れるな〜とすぐに分かった。
かといって速攻手を出して社内に広めたくはない、1つずつリスクを減らす為に会う度に会話を続けた。
社内ヒエラルキーを上げる
外部から来てる女の子の前を歩く時は、常に先輩と話す時に仲の良さそうな姿を見せつける。社内での人間関係が上手くいっていることを伝える。
女の子は人気者が好きだ。
周りに愛されている人を見て、自身もその錯覚に陥る、クラブ内のヒエラルキーと同じ。
女の子と話していても先輩が来たら必ず先輩に話を振る。
おに「あ、先輩!この子俺のことチャラいって言うんですけど酷くないですか??」
先輩「あーそれ正解!」
おに「いやー、先輩ひどい、先輩なら俺を誰よりも真面目でめっちゃ良い男だっていってくれると信じてたんですけどね〜」
営業「おにぎりさんみんなにチャラいのバレてるんですよ笑」
おに「違う違う、見た目で損するタイプだから俺。ほんとつらたんつらたん」
先輩「じゃ営業ちゃん今度俺と飲み行こうよ、連絡先教えて。」
営業「仕事用の携帯ならいいですよ〜!」
先輩「それ意味ないじゃん、飲みくらいならいいじゃんなぁ〜」
おに「そうだよー、先輩良い人だし飲みくらいいけばいいのに。」
営業「だめでーす!笑」
先輩がいなくなった後。
営業「おにぎりさん最低!」
おに「いや、ああやって言っとけば営業ちゃん断りやすいでしょ。」
営業「ほんっと口がうまい。こんな人いるんですね。」
おに「てか、俺なら良いでしょ。ライン教えて。」
営業「絶対誰にも言わないでくださいよ?」
おに「俺だって守りたいものくらいあるから言わないよ。」
リスク管理
ライン交換もし、チャラい事からかなりモテると思われている時点でこの子を抱くことに時間はかからない事は分かっていた。
あとは、リスク管理。
この子の場合、自分が1番危惧しているのは
職場内バレ
おにぎりが外で遊んでいる事をみんな触れないでいるのは。
それを仕事に全く持ち出さないから。
それが営業に来た子を抱いたとなると話が変わる。
会社自体に迷惑をかけてしまう。
故に、1番強いチャラ開示をすることに決めた。
電話がいい。直接会うには刺激の強い話。
そう思って深夜1時。電話をかけ、たわいもない会話から一気に仕掛ける
おに「てかさ、営業ちゃん彼氏いるでしょ?」
営業「うーん、なんでそう思うの?」
おに「俺と同じで、仕事と遊びを分けてるのが伝わってくるから。きっと仕事は仕事で割り切って、プライベートでは彼氏もいて、たまに夜遊びとかしてるんだろうなって」
営業「流石モテ男は違うね笑 彼氏いるけど喧嘩してるよ〜」
実際、彼氏がいようがいまいが関係なくこのトークをするつもりだった。
今回このコールドリーディングが勝手にハマったので一気に攻め込んでいった。
おに「俺も彼女いるからな。」
営業「ほんとサイテ〜」
おに「お互いなんも変わらんやろ笑 俺は営業を抱くよ。だから2人だけの秘密って共有できる方がいいじゃん、お互い遊びだって。」
営業「初めて見た時からこの人は遊んでると思ってた笑 でもこれは今まででトップクラスかもしれない笑」
おに「人並みだよ笑」
舞台は整った。
互いに秘密を共有し、遊びとハッキリ分かった上で抱く。
今できる最高のリスク管理。
そして、ラインを交換して2日後。
俺はこの子を抱いた。

今後も良い関係を続けていくための条件は揃っている。
ハマると危ないが、クセになるこの関係。
身を滅ぼさないようにしないといけない。