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【海が嫌いな女の子】〜忘れられない海ナンパ〜

毎年、夏が近付いてくる度に1人の女の子を思い出します。

めちゃくちゃタイプだった訳でもなく、ズバ抜けて可愛い訳でもない。

「ポセイドン」とのあだ名を付けられたナンパ師おにぎり。
2ヶ月という短い夏の海で30人以上抱いた。

 

そんなおにぎりの
忘れられない海ナンパのお話

 

海が嫌いな女の子

3年前の由比ヶ浜

 

おにぎりは師匠のMKと由比ヶ浜大暴れをしていた。

この頃の海ナンパは死ぬほど楽しむことだけを考えていたので今ほど勝率は高くなかった。(むしろ去年は坊主だったことがほぼなかった。。。)

とはいえやっぱり楽しすぎるから声掛け数は尋常ではなかった。

MKと5人組に手を振る

相手が2人以上なら関係ない。
MKのミリオンダラースマイル
おにぎりの100円スマイルで手を振りまくる

5人組が大爆笑する。

その勢いで自分達は突っ込んでいた。

MK「ここがミス由比ヶ浜の審査会場かな??」

おに「確かにここだけ匂いが良いね??」


5人「やばいのが来たwwwwww」

 

強者のみ勝ち続けられる世界

 

海ナンパをずっとしてきた経験から
爆笑させることこそが海ナンパでヒエラルキーを上げる方法。

周りの女の子達から見てもおにぎりとMKは目立つ。
ナンパしまくっている事も確実に認識されている。

だからこそ誰よりも笑わせることだけを考えていれば、近くでおにぎり達を観察している全ての女性からのイメージを「面白い人」と印象つけることができる。

するとつまらないことすら自分達から発せられる雰囲気が笑いを生み出す。


 

強者だけが勝ち続ける世界の完成

 


 

7人でのトークから1人の子を狙い撃つ

 

明らかに目立っているおにぎりとMK。

そりゃ2人でナンパしに来ているのに5人組をフルオープンさせているから無理もない。
周りの殆どの目がこちらに向いていた

5人の中から1番目が合う子(いきものがかりのボーカルを可愛くした感じ)に話を振る。

 

おに「めっちゃ笑顔やんwそんな顔面白い??」

海子「そんなことないよ笑 気のせい笑」

おに「すでに笑ってるやんwwww」

 

海子は22歳。
地方から由比ヶ浜の方に引っ越してきたらしい。

地元に住んでいる友達が海に行くというからついて来たらしい。
彼氏は2年ほどいないらしく出会いも特にいらないと。

話した反応とは裏腹に変わった子だなと思った

おに「でもこの辺住んでるのめっちゃいいじゃん!海好きにはたまらないよな笑」

海子「そうかな。私は海来ないからなぁ」

おに「うそやろw俺死ぬほど海好きやからなーw」

海子「凄く伝わってる笑」

 

 

どこか彼女の顔が曇っていたような気がした。

といってもここは海。
おにぎりの中では

【海が嫌いな人は海に来ない】
という独自の理論が完成していた

なんやかんや彼女は出会いを求めている。
そう確信していた。

 

 

夏夜の海。忘れられない一夏の恋

 

この日、引っこ抜くことはできないと判断して彼女らと連絡先を交換して放流した。

アポれたらいいなー、それくらいにしか考えてなかったおにぎり。

 

 

その日の夜、エアビーと鎌倉駅の間ををひたすらストをしていた。

人がいてもいなくても関係ない。

 

街に出てこそナンパ。
これが夏の海だ。

 

 

そんなことを勝手に思いながらの21時。

海子からのライン。

 

海子「もう帰ったの?」

おに「今日友達の家借りてるからいるよ笑」

海子「そっか、言ってたもんね」

おに「どうしたん?暇になったん?」

海子「まぁそんな感じ。」

おに「暇やったら来る?海沿い散歩したい!」

海子「海は嫌かな」

おに「なんやそりゃ。じゃどこにするか」

 

1時間後。

 

 

 

 

おにぎりは藤沢に立っていた。

 

 

 

 

 

藤沢で合流したおにぎり。

彼女が海は嫌だというからとりあえず藤沢まできたが全く土地勘がない。
何をすればいいか分からないから意味のない海打診

 

おに「居酒屋行くのも微妙やし海でも散歩したいんやけどダメなん?」

海子「海は嫌だな」

おに「何が嫌なんwww海散歩するの気持ちいいやんw夏の夜の海とかロマンチックすぎない?」

海子「うん。。。」

おに「家も○○やろ?タクシーも近くなるしとりあえず江ノ島行こうよ」

 

おにぎり。
由比ヶ浜ではなく江ノ島をチョイス

理由。
江ノ島にはラブホがあるから。

 

 

 

そして、グダを崩して江ノ島に。

やっぱり波の音が好きだ。

 

東浜ラブホ近くの階段に腰をかける。
(去年の夜たまたまここにきたらトイレでゆってぃが青姦してたな)
暗闇の中、花火をする人の光だけがよく見えていた

 

おに「花火でも買えばよかったな」

海子「そうだね」

おに「なんで海嫌いなの?」

 

海はナンパばかりだから。
夏の男に遊ばれた事があるから

 

そんな答えを予想していたおにぎりにそのあと出る彼女の言葉は重くのしかかった。

 

元カレとおにぎり

 

「なんで海嫌いなの?」

 

おにぎりの問いに対して。

彼女は海を見つめたまま答えた

 

 

 

 

 

 

「元カレは海で死んだの」

 

 

 

 

 

 

何も返せなかった

返せるわけがない

 

海が好きな自分
好きな理由は?楽しいから?女の子を抱けるから?

海が嫌いな彼女。
嫌いな理由は?海で大切な人を失ったから。

 

これまで自分が話していた海の楽しさや、海を散歩したいと理由付けてグダを崩す為に吐き出した言葉達。

全てが彼女を苦しめていたに違いない。

 

 

「そうなんだ」

 

 

 

それ以外に返す言葉が出てこなかった。

彼女は海を見つめたまま話す。

「元カレはサーファーだった。私は興味が無かったけど彼が好きだから海も好きだった。でも彼は死んじゃった。」

「楽しんでる人たちを見るたびに苦しくなる。海に行くのも嫌だったけど断れなかった。」

「そしたらおにぎり君が話しかけてきた。楽しそうに話す姿が元カレと被って見えたから今こうやって会いにきたんだと思う」

きっと彼女は俺を気遣ってそんなことを言っていたんだと思う。

もちろん、俺も色々な言葉で気遣ったがどれも本心ではなかった。

「俺は死なないよ。」

 

なんの確証もない答え。

結局それしか答えを出せない自分が情けなかった。

「気分悪くなっちゃったね笑 歩こう笑」

 

そこから歩いて人通りのないところで抱きしめた。キスも全てがノーグダだった

「今日忘れたくないから抱きたい」

「うん。いいよ。」

 

そのまま海の見えるラブホでSEXをした。

 

彼女はずっと「好き、好き」

と言い続けていた。

俺も「好きだよ」

そう返していた。

この時は嘘でも好きと伝えるべきだと思っていた。

 

彼女とは、何度か会う度に抱いたが。

常に元カレと俺を重ねてるようだった。

それでもいいかなと思うそんな日々も
数回会ううちに連絡がこなくなる。

 

結局、俺も心を埋め合わせる使い捨て人形だったのだろう。

 

 

 

彼女のラインの名字が変わっていたからふとブログを書いてみた。

どんな辛いことも時間が解決してくれる
幸せになれる。

 

そう思った。