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搾取される側のプライド~完全アウェーの闘い

搾取する側とされる側。

ナンパに限らず弱肉強食の世界。

友人に呼ばれた怪しいパーティイベント。

友人もおにぎりもまた、幹事側に搾取される側として集められたどうでもいい人間だった。

だが、搾取される側にもプライドはある。
ここからどう巻き返すか。腕の見せ所である。

おにぎりです

怪しいパーティの誘い

2019年10月半ば。珍しく友人からの誘い。

友人「おにぎり〜22日暇?暇ならあけといてよ!」

おに「珍しく暇だけど何すんの?」

友人「この前街コンで会った子にコスプレパーティするから来てって誘われてるのよ!」

おに「お前それ絶対マ○チやんwww」

友人「そうかなー?平気な気がするwww」

おに「怪しかったら帰るからなwww俺はみんなで夢追いかけらんねえwww」

 

怪しさしかないパーティ。

誘ってきた女の子は六本木住み。
普通に生きてるだけだと絶対に住めない。何かがある。

 

でも、行くと伝えた手前行くしかない。

コスプレで。

 

 

アウェーおにぎり

友人曰くコスプレパーティらしい。
まだ当日まで一週間以上あるだろと思いつつもおにぎりは戦闘服を用意。
こちらは3人。
それぞれ全くつながりのないコスプレで挑む。

 

おにぎりは思う

おに(まぁコスプレパーティだからなー。何人くらいくるのかな)

おにぎりは聞く

おに「これコスプレいなかったらクソ笑うぞwwwww」

友人「流石にコスプレで来いって言ってるからそれはないだろwwww」

おに「ハメられてたらおもろいなwwww」

 

 

「コスプレで来て。」

そう言われてコスプレがいないわけがない。

 

 

 

 

 

誰もがそう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

この時までは。

 

 

 

 

30:3の戦い 孤軍奮闘

 

 

 

会場に着いた3人を待ち受けていたのは。

 

 

 

ルイヴィトンやグッチ、フェンディばかりをジャラジャラさせた厳つい男達。
高そうなスーツのメンズもいる。
全員本気のパーティスタイルやんwwwwwww

 

 

コスプレ?www

これがコスプレなのか?www

 

 

 

 

 

おに「クソワロタwwwwwww」

友人「ここコスプレパーティ会場ですよね?」

店員「そうですね、、コスプレハロウィンパーティー会場です(苦笑)」

 

明らかに場違いなおにぎりたち。
完全に晒し首となる。

高い料金を払わされて晒し物にされる気持ちが分かるかああああああ!!!!

 

あたりを見渡す。
全員イケイケなオーラを醸し出してはいるが、
男同士で意識の高そうな会話をしていた。

「最近の市場の流れは〜」
「この前の接待は〜」

対して、ふざけたコスプレポンコツ集団のおにぎりたちは。
速攻女の子のところに突っ込む。

おに「今日コスプレしてないと入店禁止っておばあちゃんに言われてきたんやけどwwwwwみんなどうしたんwwww」

女子「まじうけるwww似合ってるよwww」

おに「ここまで歩いてくるのクソ恥ずかしかったんやけどwww」

女子「歩いてきたの?wwwwwwwww」

 

クソ盛り上げるおにぎり&友人。
とりあえず注目を集める。(これが差別化じゃwww

よく分からんけど乾杯の挨拶があったが無視して女の子と和み続ける。

 

 

 

試合開始や!!!!

 

 

 

ヒエラルキーとは!?

 

だんだんと、女の子達がおにぎり達の事を話し始めているのが聞こえていた。

「あの人かっこよくない?めっちゃ似合ってる」

これが!!!!コスプレや!!!
顔も良くて背も高くてコスプレしてユーモアもある俺にお前らが勝てるわけねえだろwww時代はビトンでもグツチでもフェンデーでもねえ!!!!コスプレや!!!!

色んな女の子に手を振って呼ぶ。

当初。
男4、女2位の割合で座っていたそれぞれのテーブルだが。

おにぎりのテーブルは

男3人に対して女の子8人。
しかも女の子はその中だと可愛い子ばかり。
これがヒエラルキーや!!!

金なんかいらねえ!!!!!!!!!!!

1人と和む

おに「肌の色と服同じ色してない?ww裸かと思って見れなかったわww」

彼女「そんな黒くないwwww」

おに「うそやんwww俺より黒いやろwww」

彼女「それはないwww」

おに「いやいや俺美白やからwwwwなぁみんな俺美白やろ?www」

一同「wwwwww」

 

ヒエラルキーが高ければ何を言ってもウケル。
チートや。

 

 

幹事「えーっと!!!ここで席替えします!!お兄さん達こっちのテーブルきてください!」

 

幹事が女の子を散らばらさるためなら動くが、女の子は動かない。
無論俺も動かない。

完全に場を支配したおにぎり。

6人と連絡先を交換し、わざと席を外す。

入り口付近で1人携帯をいじって余裕を見せる。

入り口付近で新たにブランドをジャラジャラさせた男達が。

幹事「あ、来てくれたんですねありがとうございます!!!」

男達「おう、遅れたな!いくら?」

幹事「1000円で良いですよ!」

 

 

1000円か。
俺らは6000円払ったけどな。

 

 

 

これが搾取する側と搾取される側の差。
どんな世界でもこれは当たり前。
この男達の飲み代は俺ら搾取される側が負担している。

別にそのやり方を否定するつもりもない。

だからこそ。

ここの女の子は全て支配すると決めた。

 

 

本気のおにぎり。支配する強さ

席に戻り、女の子とトークをする一方で力を見せつける。

女の子に話しかけるブランドで固めた男と意地の張り合いトーク。

 

おに「その服いいっすよね。俺も持ってます、それの色違いも買ったんですよね。」

男性「おにいさん仕事何してるんですか笑」

おに「大したことしてないですよ。好きだから買っちゃうんですよ、ほら、彼女俺の家の写真見てみ?」

彼女「え。すごい!私めっちゃヴィトン好き!」

おに「俺もブランド好きだよ。持ってるだけで幸せになる。それにしか金使わないわ。」

ブランドで固めた男達にふざけたコスプレおにぎりのブランドトーク。

別に持っていようがいまいが関係ない、知識が全てを制する。
この3年間でブランドにかなり詳しくなった。

女の子のレベルを上げるためにしてきた努力の1つ。
上のステージを知ること。

 

時間もあっという間に過ぎ
おにぎりは彼氏持ちの可愛い子をお持ち帰りした。

「モテるのは最初からわかってた。凄く似合ってたし。」
「みんなおにぎり君のこと見てた。凄い盛り上がってたし。」

なんでもない一日。
いつも通りのトーク。立ち振る舞い。

ただ、そこには男としてのプライドが存在していた。

 

搾取される側にある事を理解する必要性

おにぎりはナンパを通して沢山の女の子を抱いてきた。
この界隈の中では、俺が搾取されることは無いだろう。
もはや上り詰めたような気もしている。

だが、一歩外に出れば、俺も搾取される。
今回もそう、知り合い同士のパーティに部外者を呼び、そこから自分たちの金を集める。

仕方がない。
だが知っていると知らないだと訳が違う。
そうやって回っていることを知るだけで考え方が変わる。

俺はもっと上を知っていると余裕を見せられる。
舐められなくなる。逆に場を支配できる。

それを実現するために少しでも自分の価値、雰囲気を高める必要がある。
最終的に相手を説得させられるのは見た目、雰囲気からくる覇気のようなもの。

今回はうまくいったが、今の自分ではまだ足りない。
自分磨きに終わりはない。